2025年夏の移籍市場で、ボルシア・メンヒェングラートバッハ所属の日本代表DF・板倉滉(28歳)が注目の存在となっています。
これまで3シーズンにわたって、ブンデスリーガで安定したパフォーマンスを見せてきた彼に対し、イングランドやドイツの複数クラブが獲得に動いています。
この記事では、板倉滉の移籍の可能性や関心クラブ、プレースタイル、日本代表での実績などを詳しく解説します。
- 板倉滉は2025年夏に移籍の可能性が高く、クラブも放出に前向き
- プレミアのトッテナム、ブンデスのフランクフルトやバイエルンなどが関心
- 市場価値は1,000〜1,500万ユーロで、契約は2026年まで
- 日本代表では37キャップを誇るDFで、ボランチ起用も可能な万能型
板倉滉、2025年夏の移籍が濃厚に
板倉滉は、2022年にボルシア・メンヒェングラートバッハに加入し、以降センターバックとして定位置を確保。2024-25シーズンもリーグ戦30試合以上に出場し、守備の要としてチームを支えました。
契約期間は2026年6月まで残っていますが、本人が延長を希望していないため、クラブとしても今夏での売却を検討していると報じられています。
グラードバッハとしても、板倉の移籍金を資金源として新戦力を補強したい思惑があり、実質的には「今が売り時」と見ているようです。
熱視線を送るクラブは? トッテナムとフランクフルトが有力候補
板倉に対しては、複数の欧州クラブが関心を示しています。なかでも有力とされるのが、ドイツのアイントラハト・フランクフルトとイングランドのトッテナム・ホットスパーです。
フランクフルトは、主力CBトゥタの移籍が濃厚となっており、その後釜として板倉に白羽の矢が立っています。
一方で、プレミア勢ではトッテナムが1年以上前から板倉をリストアップしており、現在も移籍金約1,200万ポンド(約24億円)で交渉が進んでいるとも報じられています。
さらに、バイエルン・ミュンヘン、ドルトムント、レヴァークーゼンなどのブンデス強豪クラブ、オランダのPSVなどからも注目されているとの情報もあります。
日本代表としての実績やブンデスでの実力を評価され、トップクラブがこぞって興味を示している状況です。
想定移籍金は? 市場価値は20億円超か
板倉の現在の契約期間は2026年6月末までとされていますが、残り1年を切るタイミングでの移籍となるため、移籍金はある程度抑えられる見込みです。
複数の報道によると、想定される移籍金は1,000万〜1,500万ユーロ(約17〜25億円)、あるいは約1,200万ポンド(24億円)程度とされています。
グラードバッハとしても、フリー移籍を避けるためにこの金額帯での交渉成立を目指しているとみられます。
この金額は、日本人CBとしては異例の高評価。
冨安健洋がボローニャからアーセナルに移籍した際の約20億円と並ぶか、上回る可能性もあり、日本サッカー界としても歴史的なディールになるかもしれません。
プレースタイルと実績:守備の万能型、代表でも重宝
板倉の最大の強みは、センターバックとボランチの両方を高いレベルでこなせる、守備ユーティリティ性です。
空中戦の強さや1対1の対応力に加え、後方からのビルドアップにも長けており、攻撃の起点となるパス能力も備えています。
日本代表では、2025年6月時点で37キャップを記録。W杯やアジアカップといった主要大会にも出場しており、安定した守備とリーダーシップで評価されています。
特に2022年W杯では、クロアチア戦での奮闘が高く評価され、世界的な注目も集まりました。
板倉滉はどこへ行く?今後の注目ポイント
現時点ではフランクフルト、トッテナムの2クラブがリードしていると見られていますが、バイエルンやドルトムントなど強豪クラブの動きも気になるところです。
最終的な行き先を左右するのは、他クラブの選手の移籍状況や本人のプレミア志向、代表活動によるコンディションといった複合的な要素となります。
2025年6月下旬から7月中旬にかけて、正式な発表がある可能性が高いため、ファンとしては目が離せません。
今夏の注目株No.1、日本代表DFは欧州の新天地へ

ボルシアMGでの役割を全うし、契約満了を待たずに新たなチャレンジを選んだ板倉滉。プレミアリーグでの初挑戦か、それともCL出場クラブへの移籍か。
いずれにしても彼の次のステージは、日本サッカー界にとっても大きな意味を持つことは間違いありません。
移籍先の発表があり次第、随時このページも更新していきますので、引き続きチェックをおすすめします。